グランド ブダペスト ホテル The Grand Budapest Hotel
【タイトル】
グランド ブダペスト ホテル
【場所】自宅
【所感】
劇場版は稲田さんが字幕担当したと言うことと、某ハリスさんがお勧めしてくれたこと以外なんの予備知識が無かったこともあり、冒頭からいきなり惹かれる。
かつて栄えていたというブダペストのホテルに泊まり、ネタを探していた小説家に、かつて同ホテルに存在した伝説のコンシェルジュについて語り出したホテルオーナー。
様々な困難やトラブルを、独自の解決方法とかわいいベルボーイの力添えによって見事にくぐり抜けてきた主人公のコンシェルジュはレイフ ファインズ。この人のために作られたキャラクターなのではないかと思うほどの素晴らしいはまり役。そして数々のシーンの中で光る豪華なカメオ出演にもいちいち声を上げて喜んでしまった。
キャラクターたちの発する言葉の一つ一つ、隅々まで考えられた表情の動き、観ている人を全く飽きさせずにテンポよく進むストーリー展開。
また、物語の背景にある第二次世界大戦の悲劇。きっとメッセージの核はここにあったのではないかと思う。
オスカー9部門ノミニーも納得。