インターステラー Interstellar
【タイトル】
INTERSTELLAR - Official Movie Site
【場所】ブルク13
【所感】
特にチェックしてたわけじゃなかったけど、ちょうど年末に担当したお仕事の関係でマヒュー マコノヒーのインタビューに目を通し、トレイラーを全種類見ていたため、その話題性と周囲の評価が高いこともありお正月早々観に行った。
また過去のアルマゲドンよろしく「地球の危機のために宇宙に行って影のヒーローになった主人公」的な展開だったりしてと一抹の不安もありながら劇場へ。
その予想は当たってる様でもあり、外れた様でもあり。
一番印象的だったのは、基本的に「地球が滅亡寸前レベルの本気の危機に面している」という設定の近未来が舞台だったこと。
子供達の教科書ではアポロがやらせだったと改訂されていたり、地球は植物不足により激しい乾燥が発生し、さらに食物は育ちにくく、人々は飢えたり病気になったりしている。求められるのは科学者や研究者よりも、その環境でとにかく食物を作れる優秀な農家(!)を育てることが優先という状況。そのため人類が生き残れる可能性を掛けて、他の惑星へ旅することが急を要されている、というのが物語の背景。
宇宙での冒険は、仲間の裏切りや、また計算違いによる取り返しがつかない様な失敗など、困難が続く。まぁこれはスタートレック観てきた人に取ってはSci Fiの基本とも言えるけど(笑)
時空を飛び越えながら文字通り命がけで娘の元へ帰ろうとする父親の愛に泣かされ、「火の鳥」のコスモゾーンを彷彿させる本棚のシーンにドキドキし、 結果的にすごく楽しめた。 やっぱり映画はストーリーの良さだなー。